超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの邂逅 二人の騎手と騎士
ついにこの日がやってきた。
スポーツ界のレジェンド「武豊」と将棋界のレジェンド「羽生善治」が対局(対談)する
武豊
1987年17才で騎手デビュー、その一年後1988年菊花賞を勝利し最年少G1制覇、同年に関西リーティングを獲得、勝ちすぎるがゆえに武豊ルールが施工される(新人騎手の斤量減が100勝未満に変更)。10度目の挑戦でダービーを29才で勝利。 その後史上最速で8大競争完全制覇達成、ディープインパクトで無敗の三冠、ダービー勝利数はトップの５勝。4000勝を達成した天才は52才の今もなおトップを走り続ける。
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羽生善治
1985年中学生で騎士デビュー、1989年19才で竜王戦を勝利しタイトル獲得。1995年20代で将棋界初となる七冠達成。2017年前人未到の永世七冠達成。現在獲得したタイトルは99期。現役35の将棋界のレジェンド。将棋を全国区に広め他第一人者である。
およそ32年前に対談した両者、その際は天才！期待のルーキーとして取り上げられた。 それから32年、トッププレイヤーとなった二人がコロナウイルスが渦巻く世界でリモート対談を決行する。
現在、右足骨折負傷により戦線離脱の武豊は天皇賞(春)に騎乗出来るのか？ 復帰を激白?! ファン必見の一夜となる！！
進行は小籔千豊
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対談
■武豊の復帰は
オープニングが終わり武豊が登場
ファンが気になる怪我の具合に触れた
小薮：怪我の影響で休養中ですが今週末から復帰されるんですよね
武豊：今週末から復帰します。今日のこのイベントに間に合わせました
小薮（笑）
リップサービスを忘れない武豊。5月1日に復帰となる。
■互いの活躍
小薮：羽生さんの活躍を32年間どのようにみられてましたか
武豊：年も近くて、デビューもほぼ同じで、天才だなっという思いでみてました。羽生さんの活躍が励みになりました。
羽生：武さんはずっと変わらず活躍し続けていて、武さんだけ時間が止まっているんじゃないかと（笑）、どうしたらこんなに活躍し続けれるのか不思議です
武豊：その言葉を、そっくりそのままお返しします（笑）
■困難に直面
小薮：長い現役生活のなかで困難なことはありましたか？
武豊：小さい困難は毎週あります（笑）、その中でも大きな困難と言えば2010年～2012年はしんどかったですね
2010年3月27日 毎日杯(G3)ザタイキ号で落馬、半年の入院とリハビリを経て復帰するも左肩が上がらず思うような騎乗ができず、年間勝利数はデビューしてから最低勝利数となった。
左肩の違和感は６年経った今も残っているほどの大ケガだった。
武豊：騎手一人では状況を一変に変えることは難しいと思いました
羽生善治も困難を語る
羽生善治：19才でタイトルとったんですけど、翌年の初防衛戦があって……初めて防衛する側、守る側にまわって…負けたら失う恐怖心を感じた第三期竜王戦、今振り替えると、当時20才の実力でプレッシャーを感じるのは当たり前なんですけどね。 数を重ねると角番もだんだん慣れてきましたけど。
小薮：武さんは守る側でなにかありますか
武豊：当たり前のように若い時から、日本で一位になってたので、そうじゃなくなったときに不思議な感じがして…今までなんで一位でいれたんだろう…と考えるようになりましたね。
怪我の影響で結果を出せない時期に武豊は何を考えていたのか
武豊：初めて味わう感覚だったので、結果を出せない自分自身が一番歯がゆく悔しいんですけど、そうなって気づくこともあるんです。人が離れていったりとか…カメラが自分に向いていないとか…経験したことがなかったので不思議でしたね。
■経験値
羽生善治：長いことやっているとやるまえに今日はいけるぞっていう手応えが分かってくることってあるんじゃないですか
武豊：あるんですけど…その通りの結果には繋がらないことが多いですね。
羽生善治：シミュレーション通りにレースはいかないってことなんですか
武豊：自分が乗る馬もいるて、相手の騎手と馬もいるので、思った通りにはいかないですね。
■負けたとき
武豊：ジョッキーは敗因が馬のにもあるのでぼやかせるんですけど、騎士はひとりじゃないですか
羽生善治：敗因を突き詰めると結局自己否定になってしまうので、あまり考えないようにしてます。武さんはどうですか？
武豊：勝手も負けても引きずらない、次のレースに切り替えれますね。
羽生善治：こうやってたら勝てたんじゃないかとよぎったりしませんか？将棋だとよくあるんですけど
武豊：ありますよ、それの連続です。でも次のレースでは切り替えてます。
■今後の夢・目標
羽生善治：藤井宗田とタイトル戦で顔をあわせれたらいいなと思いますね。
小薮：武さんはどうですか
武豊：勝ちたいレースが一杯ありますから…特にフランス凱旋門賞、大きな目標ですね。小薮さんの夢はなんですか（笑）
小薮：僕の夢なんていいです、コメント欄が荒れます（笑）
■ウマ娘について
武豊：立ち上げから関わらせてもらっていて、とても斬新ですね。ウマ娘からファン層が広まるのが嬉しいですね。
ウマ娘のCMに出演した武豊
■本業以外で負けて悔しかったことは
羽生善治：他のことで負けても勝っても複雑、勝ってしまうとここで運を使って良かったのか？と思う
武豊：僕は競輪がすきで車券を買うのが大好きで、外れたとくはむちゃくちゃ悔しくて、帰りの車内でも悔しくて愚痴をこぼしてる。馬券を買うファンの気持ちがよく分かります（笑）
羽生善治：単勝1倍台とかのウマに乗るときどうなんですか？将棋は負けても自分の責任で完結するんですけど、騎手の場合はものすごい人の期待を背負う、その心境はどうですか？
武豊：自信があるときは気になりませんが、自信がないときに１倍のオッズを観ると「まいったな、もったいないな」、複雑になりますね（笑）
羽生善治：自信の感覚でのオッズと実際のオッズが違ったりするんですか？
武豊：ありますね。でも、誰かがハズレれば誰かが当たってるんで、本命が負けて穴党が喜んでるんだろうなとか。でも自分が競輪で負けたらめちゃくちゃ腹立ちます（笑）
■先読み
日常での先読みの話で…
羽生善治：普段はまったく先読みしません
武豊：僕もあんまり先読みしません。先日車に乗って出掛けたんですけど…なんで出掛けたのか忘れてしまって……
小薮：思い出せたんですか
武豊：散髪でした
二人のトークはまだまだ続いた
■超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの邂逅
■時間：18時00分～
■場所：ニコ生
■URL：超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの邂逅
公式サイト：超レジェンド会議 ニコ生
【動画】二人の騎手と騎士「超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの対局」
二人の騎手と騎士「超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの対局」
ついにこの日がやってきた。
スポーツ界のレジェンド「武豊」と将棋界のレジェンド「羽生善治」が対局(対談)する
武豊
1987年17才で騎手デビュー、その一年後1988年菊花賞を勝利し最年少G1制覇、同年に関西リーティングを獲得、勝ちすぎるがゆえに武豊ルールが施工される(新人騎手の斤量減が100勝未満に変更)。10度目の挑戦でダービーを29才で勝利。 その後史上最速で8大競争完全制覇達成、ディープインパクトで無敗の三冠、ダービー勝利数はトップの５勝。4000勝を達成した天才は52才の今もなおトップを走り続ける。
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羽生善治
1985年中学生で騎士デビュー、1989年19才で竜王戦を勝利しタイトル獲得。1995年20代で将棋界初となる七冠達成。2017年前人未到の永世七冠達成。現在獲得したタイトルは99期。現役35の将棋界のレジェンド。将棋を全国区に広め他第一人者である。
およそ32年前に対談した両者、その際は天才！期待のルーキーとして取り上げられた。 それから32年、トッププレイヤーとなった二人がコロナウイルスが渦巻く世界でリモート対談を決行する。
現在、右足骨折負傷により戦線離脱の武豊は天皇賞(春)に騎乗出来るのか？ 復帰を激白?! ファン必見の一夜となる！！
進行は小籔千豊
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対談
■武豊の復帰は
オープニングが終わり武豊が登場
ファンが気になる怪我の具合に触れた
小薮：怪我の影響で休養中ですが今週末から復帰されるんですよね
武豊：今週末から復帰します。今日のこのイベントに間に合わせました
小薮（笑）
リップサービスを忘れない武豊。5月1日に復帰となる。
■互いの活躍
小薮：羽生さんの活躍を32年間どのようにみられてましたか
武豊：年も近くて、デビューもほぼ同じで、天才だなっという思いでみてました。羽生さんの活躍が励みになりました。
羽生：武さんはずっと変わらず活躍し続けていて、武さんだけ時間が止まっているんじゃないかと（笑）、どうしたらこんなに活躍し続けれるのか不思議です
武豊：その言葉を、そっくりそのままお返しします（笑）
■困難に直面
小薮：長い現役生活のなかで困難なことはありましたか？
武豊：小さい困難は毎週あります（笑）、その中でも大きな困難と言えば2010年～2012年はしんどかったですね
2010年3月27日 毎日杯(G3)ザタイキ号で落馬、半年の入院とリハビリを経て復帰するも左肩が上がらず思うような騎乗ができず、年間勝利数はデビューしてから最低勝利数となった。
左肩の違和感は６年経った今も残っているほどの大ケガだった。
武豊：騎手一人では状況を一変に変えることは難しいと思いました
羽生善治も困難を語る
羽生善治：19才でタイトルとったんですけど、翌年の初防衛戦があって……初めて防衛する側、守る側にまわって…負けたら失う恐怖心を感じた第三期竜王戦、今振り替えると、当時20才の実力でプレッシャーを感じるのは当たり前なんですけどね。 数を重ねると角番もだんだん慣れてきましたけど。
小薮：武さんは守る側でなにかありますか
武豊：当たり前のように若い時から、日本で一位になってたので、そうじゃなくなったときに不思議な感じがして…今までなんで一位でいれたんだろう…と考えるようになりましたね。
怪我の影響で結果を出せない時期に武豊は何を考えていたのか
武豊：初めて味わう感覚だったので、結果を出せない自分自身が一番歯がゆく悔しいんですけど、そうなって気づくこともあるんです。人が離れていったりとか…カメラが自分に向いていないとか…経験したことがなかったので不思議でしたね。
■経験値
羽生善治：長いことやっているとやるまえに今日はいけるぞっていう手応えが分かってくることってあるんじゃないですか
武豊：あるんですけど…その通りの結果には繋がらないことが多いですね。
羽生善治：シミュレーション通りにレースはいかないってことなんですか
武豊：自分が乗る馬もいるて、相手の騎手と馬もいるので、思った通りにはいかないですね。
■負けたとき
武豊：ジョッキーは敗因が馬のにもあるのでぼやかせるんですけど、騎士はひとりじゃないですか
羽生善治：敗因を突き詰めると結局自己否定になってしまうので、あまり考えないようにしてます。武さんはどうですか？
武豊：勝手も負けても引きずらない、次のレースに切り替えれますね。
羽生善治：こうやってたら勝てたんじゃないかとよぎったりしませんか？将棋だとよくあるんですけど
武豊：ありますよ、それの連続です。でも次のレースでは切り替えてます。
■今後の夢・目標
羽生善治：藤井宗田とタイトル戦で顔をあわせれたらいいなと思いますね。
小薮：武さんはどうですか
武豊：勝ちたいレースが一杯ありますから…特にフランス凱旋門賞、大きな目標ですね。小薮さんの夢はなんですか（笑）
小薮：僕の夢なんていいです、コメント欄が荒れます（笑）
■ウマ娘について
武豊：立ち上げから関わらせてもらっていて、とても斬新ですね。ウマ娘からファン層が広まるのが嬉しいですね。
ウマ娘のCMに出演した武豊
■本業以外で負けて悔しかったことは
羽生善治：他のことで負けても勝っても複雑、勝ってしまうとここで運を使って良かったのか？と思う
武豊：僕は競輪がすきで車券を買うのが大好きで、外れたとくはむちゃくちゃ悔しくて、帰りの車内でも悔しくて愚痴をこぼしてる。馬券を買うファンの気持ちがよく分かります（笑）
羽生善治：単勝1倍台とかのウマに乗るときどうなんですか？将棋は負けても自分の責任で完結するんですけど、騎手の場合はものすごい人の期待を背負う、その心境はどうですか？
武豊：自信があるときは気になりませんが、自信がないときに１倍のオッズを観ると「まいったな、もったいないな」、複雑になりますね（笑）
羽生善治：自信の感覚でのオッズと実際のオッズが違ったりするんですか？
武豊：ありますね。でも、誰かがハズレれば誰かが当たってるんで、本命が負けて穴党が喜んでるんだろうなとか。でも自分が競輪で負けたらめちゃくちゃ腹立ちます（笑）
■先読み
日常での先読みの話で…
羽生善治：普段はまったく先読みしません
武豊：僕もあんまり先読みしません。先日車に乗って出掛けたんですけど…なんで出掛けたのか忘れてしまって……
小薮：思い出せたんですか
武豊：散髪でした
二人のトークはまだまだ続いた
■超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの邂逅
■時間：18時00分～
■場所：ニコ生
■URL：超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの邂逅
公式サイト：超レジェンド会議 ニコ生
【動画】二人の騎手と騎士「超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの対局」
二人の騎手と騎士「超レジェンド対談～武豊×羽生善治32年ぶりの対局」
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